Knitting

【ニットプロ:ジンジャー輪針セット】毛糸がすべり落ちる?

なやんでる〜

Knitproの輪針セットがステキだけど実際使ってみてどうだった?

こんな疑問に答えます。

🧶この記事の内容

  • 輪針を選ぶ時にポイントとしたこと
  • Knitproジンジャー輪針セット:デメリット
  • Knitroジンジャー輪針:メリット

輪針セットは長く使えて、お安いわけではないので悩みますよね。そして、海外のものとなるとあまり日本で手に入らなかったり。

作りはどうだった?不便はない?デザインや触り心地は?ぶっちゃけどのくらいの価格?

など、手に取れないので不安ですよね。私もそうでした。

なので、この記事ではニットプロの輪針セット“ジンジャー:デラックス“を実際購入して感じたことをまとめてみました!

結論としては使い心地やデザインに満足していて、選べ直せてもメインの編針はニットプロのジンジャーウッド輪針を選びます。

デメリットも含めて載せているので悩んでいる方の参考になったら幸いです。

Knitpro[ニットプロ]とは?

ニットプロとは、家族で初められたドイツの編み物道具のメーカーで世界65ヵ国へ展開されています。

Knitpro公式(英語)☞Knitpro

アメリカでは“Knitter‘s Pride“という名称で商品展開される程、編み物業界では知名度の高いブランドです。

Knitproをなんとなく知った頃、アメリカのKnitter‘s Prideを見た時はパクリだと思っていました(わら)

輪針セットを選ぶ時にポイントにしたこと

輪針を選ぶ時に重要にしたことはこちらです。

ポイント① コードの付け外しのできるもの

輪針といえばコードでつながっていますが、このコードを取り外しできるものが欲しい。

理由はこちらです。

  • 編むものに合わせてコードの長さを変えられる
  • コードに編み物を休めて、編み針を他で使うことができる

例えば60cmでは小さな輪の帽子、80cm・100cmは大判のセーターやマジックループで靴下や手袋など!編むアイテムのサイズに合わせてコードを変えられると結果的に編針を用意本数を抑えられてお得という解釈です。

編み物をコードへ休めておけるのも魅力的ですよね!

ポイント② 毛糸の引っ掛かりがないもの

編み針は毛糸に負担のかからないなめらかな針で、コードの繋ぎ目も気にならないものが欲しい。

極端ですが編み針の表面がガサガサと割り箸のような物や、編み針の先が欠けているものなどだと、毛糸を傷めるだけでなく使い心地も悪いです。

また、コードの繋ぎ目の段差が大きいと毛糸がすべりずらかったりするので、繋がる部分の性能が良いもの!

ポイント③ 編みたい物を網羅する編針サイズ

私は靴下から超極太毛糸の編み物まで初めから編みたいと思っていたので、太い編針が入っているセットが欲しい。

足りない編針は後で買い足せば良いやと思っていましたが、初めからある程度揃っているに越したことはありません!

knitpro gingerの編み針セットは3.5mm〜12mmまで11組入っていて、12mmを使いたかったのでセットになっているのは背中を押してくれるポイントでした。

個人的には全て利用することがあり、足りないサイズの1〜3mm、15〜25mmなどは買い足しました。

ポイント④ 輪針のデザインや色味

編針のカラーやデザインは、持つたびに心が躍るものが欲しい。

編針セットは長く使える物をとりあえず1つ欲しいと考えていたので、ふとした瞬間に心躍るような気にいったデザインが良いと決めていました!

ケースにこだわりはないので編針のデザインだけに重きを置きました。

【ニットプロ:ジンジャー輪針セット】仕様

セット内容
●編針11サイズ(2本づつ22本)
サイズ(mm):3.5/4/4.5/5.0/5.5/6.0/7.0/8.0/9./10.0/12.0
●ケーブル3サイズ(2本づつ6本)
サイズ(針をつけた時、cm):60/80/100
●キャップ 12個
●ケーブルキー 6個
●ケーブルコネクター 1セット
●編針ケース
●ステッチマーカー20個
●マグネット
●ペン

簡単な内容物の説明はこちらです。

編針☞輪針の編針部分。
編針ケース☞編針やセット物の収納ケース。

ケーブル☞編針につなげるケーブル。


右上黒いもの
キャップ☞ケーブルの端につけるキャップ。 休み目の時につけたり、編針を他で使いたい時に編み物を置いておけます。

右下数字の“9“みたいなもの。
ケーブルキー☞編針とケーブルをつなぐ時、ケーブルへキャップをはめる時に緩まないように閉める時に使う。
画像のように、ケーブルに穴があるので差し込むと回す時に力を入れやすくなります。

真ん中の棒のようなもの
ケーブルコネクター☞ケーブル同士をつなぐ。

ステッチマーカー☞目数リング。

マグネット☞ケースへ編み図などをとめる。

ペン☞青インクのボールペン。

【ニットプロ:ジンジャー輪針セット】デメリット

まずはデメリットからご紹介します。

コードをつなぐ部分が硬いものがあった

コードと編み針をつなぐネジの部分が、合わせ方によってとても硬いものがありました。入らないのでは?と一瞬感じたのでデメリットとして書いておきます。

ケーブルキーを使えば固いですが最後まで締まりました!また、コードは6本あるので他のコードや逆側にすると少しはマシなものがありました。

ケーブルの付け根を通る時に軽くガタンとする

ケーブルと金具を接着剤でつなげている部分を、細い毛糸やキツく編んだ時は目を動かすときに軽くガタンとなるものがあります。

道路でくぼみの上を車が通ったようなイメージです。

毛糸が引っかかり痛むような感じではないので問題はありませんが、ケーブルには個体差がありそうなので人によっては気になるのかもしれません。

日本の号数とは仕様が違う

ニットプロの編針は“mm(ミリ)“表記なので、日本の号数仕様とはズレがある。

こちらも人によっては気になるポイントかもしれないので、デメリットへ書いておきます。

編みたいものの指定編針mmサイズを調べるのが初めはめんどくさいのですが、私は近いサイズの編針で編んでいます!

編み物は同じ人が編んでもその時によって編む強さが変わり出来上がりのサイズ感も変わりやすいので、ゲージをとることを考えると、編針の0.2~0.3mmはあまり支障はないです。

金具の塗装が禿げていきそう

編針ジョイント部分の色味がステキなポイントの一つなのですが、使っていくうちに少しづつ禿げそうだなと感じます。

まだ目立ったキズはできていませんが、少し引っ掻いた後のようなものができてきました。

使っている割にはそうでもないかもしれないのですが、この深くキレイなブラウンを気に入っているのでなるべく禿げて欲しくないと感じます。

と言ってもあくまで道具なので、少しづつ味が出てくるという愛着は湧いてきていますね!

ドイツの編み針なので日本で購入すると割高になる

ドイツの編み針なので日本で購入しようと思うと少し高めにはなります。

私はドイツのAmazonから購入して送料込み1万円以下でした。その時日本で購入すると約13,000円前後だったかと思います。最近調べてみると円安の影響で個人輸入も日本での購入も3000〜4000円程価格は上がっているみたいです(2023.1時点)。

※輸入品は常に価格変動し店舗によっても価格は異なるのであくまで目安としてご覧ください。

海外から購入した時のメリットは価格を抑えられたことです。ただ、確か10日〜2週間届くのにかかりました。割高にはなりますが日本にあるショップから購入するメリットはと届くのが早い事と、何かあった時に日本語で相談できる事ですね。

【ニットプロ:ジンジャー輪針セット】メリット

次にメリットをまとめています。

すべり落ちる?ナチュラルななめらかさ

つやつやテカテカし過ぎず、ナチュラルな艶感で毛糸のすべりはとても良いです。もちろん引っ掛かりもなくスムーズに使えています!

上10mm、下12mm

編み針が太くなる程先端の傾斜が大きくなるので、先端に持ってきすぎると目が滑り落ちます。と言っても、太い編み物は編み目がすぐほつれずらいのでほつれる前に編み針へ戻せて問題なく使えています!

先端もキレイに尖っているので編針を入れやすく、つやめきボディは毛糸の傷めません。毛糸の軋みと滑りぐあいの編み心地もなんとも気持ちがいいです。

ジョイント部分は性能◯

デメリットでご紹介したようにハメにくいものは一部あり、くっつくのか不安でしたが画像のようにピッタリとハマりました!

使っていてスムーズに毛糸が動くので編み物をする時に支障はありません。

ポイント

この編針に限らないと思いますが、めんどくさいのでくるくると編針をケーブルへつなぐだけで使っていたら途中で編針とコードの繋ぎ目が緩むことがありました。

付属のケーブルキーで優しく“キュッ“とするだけで全然違ったので、ケーブルキーで締めるのがおすすめです!

コードを増やせる

コードのみも販売されているので後から増やすこともできます。

今のところ、3〜4個他の物を同時に編むときもありましたが、もう少し欲しいなと思いつつも6本で使い回せています。

趣味で使う分にはとりあえずセットのコードで十分そうです!

12mmまで入っている

日本の代表的なブランドだと12mmは入っていないくて、例えばClover 「匠」輪針セットは10mmまで、Tulip輪針セット キャリー シー ロングで15号(7mm弱位)。

太い毛糸の編み物を始めからしてみたいと思っている方は、7mm〜12mmの編み針が入っているのはメリットの一つです!

細かな編み針の刻みは日本の物程多くありませんが、近いサイズの編針で編めるので支障はないです。太い編針は今後使わずこの編針がどうしても欲しいわけでなければ他の編針セットでも良さそうです。

デザインがステキ

何よりこのジンジャーウッドの深く落ち着いた編み針の色味は他にないですよね!竹や木の薄い色味は良く見ますが、暖かな木材の色がステキです。

そして、その編針に合わせた金具部分の素敵な色味。年輪の刻まれた深いブラウンの編み針とこの金具のなんともいえないカラーがたまりません🤎

派手なカラーの編針も正直気になったのですが、ニットプロ ジンジャーウッドの落ち着いた色は色んな毛糸を編んでもしっくりくるので“シンプルイズザ・ベスト“の方で選んでみました。なんだか見る度にうっとりしています。

“孤独のグルメ“の雰囲気で心の中で褒め称えモノです!(孤独のグルメはたまたまTVで実写版を見て印象的だったので例えてみました!)

【ニットプロ:ジンジャー輪針セット】まとめ

この記事ではニットプロのジンジャー編針セットをご紹介しました。

最後は個人的な編針への愛で締めくくりとなりましたが、この編針を見たときに心が踊った方は、きっと見る度 コードをつなぐ度 るんるんしますよ〜!

ニットプロのジンジャーウッド輪針を見て触れてみたいと感じたらおすすめです!

この編針でなくとも、編み物ライフを楽しんでください!

Natsumi

今回はここまでとなります。

  • この記事を書いた人

Natsumi

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